会長あいさつ

地域と町会・自治会のより良い関わり

 日頃より各地域の町会・自治会活動にご理解とご協力をいただき、感謝申し上げます。
町会長協議会では令和5年・6年度新役員体制が決まり活動を開始しています。どうぞ宜しくお願いいたします。

 前年度までの三年間はコロナ禍で町会自治会活動が行事中止や活動自粛となり地域の方たちには寂しい思いを
させてしまいましたが、今年度の活動はほぼコロナ禍前の様子に戻りました。一方でコロナ禍において地域での
人のつながりが減り、町会自治会への関心が薄れたことと高齢化が重なり退会や担い手不足が生じています。
このような世の中の変化のなかで町会自治会活動の内容をうまく伝え身近に感じてもらえるように、三つの課題に
取り組んで参ります。町会・自治会に加入されていない方も是非ご一読をお願いいたします。

1.地域での町会・自治会の在り方

町会が「ないと成り立たなかった世の中」から、町会が「なくても成り立つ世の中」に変わって来ています。
行政サービスで日常生活に支障がないため、ご近所同士のつながりが弱まり町会自治会が地域でうまく機能
出来ていません。このことは残念ですが加入率の低下に表れています。町会自治会活動では各地域で
町会自治会への共感度を高めていくことに努めて参ります。

2.災害時 みんなを守る 地域の力

町会自治会では自主防災組織を運営し、災害時に必要な物資を備え防災訓練を行うなど地域の
安全安心を守る活動を行っています。また防犯活動では多くの会員たちが高齢者や児童生徒の見守り活動に
行っています。町会自治会が行っている地道な安全安心への取組みが途絶えることは避けなければなりません。
近所づきあいの温かさのある地域こそが安全安心なまちづくりにつながります。

3.あいさつの大切さ

あいさつをしない大人が増えれば子どももマネをする。地域での関係づくりの第一歩をして、できるだけご近所の人とあいさつをすることを心掛け実践してください。 


地域とのより良い関わりを大切にして参りますので、今後とも町会長協議会の運営と各地域の町会自治会の活動に
ご理解、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

 

 
   

                                                 令和5年5月 福生市町会長協議会
会長 撰梅 敏夫